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脳ドックコラム

2017年7月20日 木曜日

トリプタン製剤について3【点鼻薬】

こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

前回の記事に続き、頭痛治療で登場する「トリプタン製剤」の形状についてお伝えします。

 

【点鼻薬】

スマトリプタン(イミグラン)には鼻に噴霧する点鼻薬もあります。

効果は注射剤と内服薬の中間と考えていいでしょう。

吐き気をともなう頭痛で、内服薬が服用できない場合などに向く薬です。

 

鼻粘膜は薬を吸収しやすいため(約15%)この作用を利用してこうした薬が開発されています。

経口薬に比べて大きな効果が期待できます。

また、即効性もあり、噴霧してから15分程度で効果があらわれます

 

使い方ですが、成人の場合は頭痛の発作時に1回1噴霧(スマトリプタンとして20㎎)を右か左、いずれか方側の鼻腔内に噴霧します。

鼻水や鼻づまりがある場合は使用する前に鼻をかむことが大切です。

 

噴霧器には1回の噴霧分しか入っていませんので、使用前に噴霧テストなどはせず、一気に噴霧する必要があります。

水無しで即効性がありますので小児にもおすすめです。

 

 

福岡県春日市春日原北町3-63

陣内脳神経外科クリニック(0120-083-222)

 

福岡市中央区天神2-14-13 天神三井ビル 1F

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2017年7月10日 月曜日

トリプタン製剤について2【注射】

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こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

前回の記事に続き、頭痛治療で登場する「トリプタン製剤」の形状についてお伝えします。

 

【注射】

注射のメリットは何といっても効き目の早さでしょう。

実は日本で最初に発表されたトリプタン製剤が、2000年に注射薬として登場したスマトリプタン(イミグラン)でした。

 

注射を打って、約10分で痛みが消えることから、それまでにない画期的な頭痛の治療薬として、注目されたのです。

一方で、注射薬であることから、患者さんは発作時に病院に行って注射をしてもらわなくてはならない、という不便さもありました。

 

しかし、重症の片頭痛の患者さんや、群発頭痛の患者さんの中には、注射剤だけしか有効ではないという人も多く、注射をしてもらうために、病院に救急搬送されるケースも少なくありませんでした

 

一方、欧米では、すでに有用性が証明されている在宅自己注射用製剤が広く使用されており、日本頭痛学会などがこの在宅注射の早期承認を要望してきました。

 

これが2007年に承認され、在宅自己注射用キット製剤(商品名:イミグランキット皮下注3㎎)として使えることになりました。

意外に知られていないのですが、注射剤にも保険が使えます。

 

トリプタン製剤の注射では、この自己注射が普及しつつあります。

自己注射とは名前の通り、自分で行う注射です。

 

糖尿病の治療に使われるインスリン自己注射と似た注射ですが、それまで打った経験のない人がほとんどですので、最初は抵抗感を示す患者さんも少なくありません。

 

この注射はシリンジ内に1回分の薬液があらかじめ充填されている注射で、軽い力で押すだけで接種でき、痛みはほとんど起こりません

 

また、薬の副作用を心配する人もいますが、自己注射に含まれる薬剤の容量は1回あたり3㎎。同じメーカーの錠剤は容量50㎎点鼻薬は20㎎で、容量が最も少なく安全です。

 

内服薬はたくさん服用しても、腸管から吸収されるのはごくわずかです。

つまり、注射剤体に負担をかけない最少量で、最大限の効果を得ようという治療法です。

 

自己注射は一般的に、経口薬や点鼻薬が効かなかった場合に使う、いい方を変えれば、重症の患者さん以外には使われない特別な治療という風に思われがちです。

実際、医師も経口薬から始めて、段階的に使うケースが多いようです。

 

しかし、私は薬物乱用頭痛の方にはもちろん、片頭痛で中等症の患者さんに対しても、初めから注射剤を使うことが度々あります。

というのも、セロトニン性の片頭痛で発作時に吐き気をともなうような人では、まず、経口薬は効きません

気分が悪い中で、薬が効くのを待っている間は、非常につらいもので、これで効かなければ、わざわざ頭痛外来を受診した意味がないとさえ思ってしまうことでしょう。

 

患者さんが頭痛で医療機関を受診するということは、相当の苦痛で日常生活に困っているからです。

その苦痛をまずはできるだけ早く取り除いてあげるために、最適な治療法のひとつとして、トリプタン注射の役割は大きいと考えています。

 

 

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2017年7月 6日 木曜日

トリプタン製剤について1【経口薬、口腔内崩壊錠】

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こんにちは、陣の内脳神経外科クリニックです。

 

本日は頭痛治療で登場する「トリプタン製剤」の形状についてシリーズでお伝えします。

 

【経口薬、口腔内崩壊錠】

ゾルミトリプタン(商品名:ゾーミッグ)、

スマトリプタン(イミグラン)、

エレトリプタン(レルパックス)、

リザトリプタン(マクサルト)、

ナラトリプタン(アマージ)があります。

 

このうち、ゾルミトリプタンとリダトリプタンには口腔内崩壊錠があります。

口腔内崩壊錠は水なしで服用できるのがなによりも大きなメリットであり、口から服用する薬ではこちらが主流です。

経口薬よりも吸収率が高く、30分程度で効果が得られます

 

トリプタン製剤はこのように、複数のメーカーから出ています。

薬の効果の差は大きくありませんが、一方で、薬理学的にはそれぞれの特性に違いがあり、効き目も患者さんによって差があります。

 

このため、最初に処方した薬で十分な効果が得られない場合は、同じトリプタン製剤の中で、別の薬に変えていくとうまくいくことがあります

 

※医師の指導の元、正しく服用して下さい。

次回は注射についてお伝えします。

 

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2017年6月28日 水曜日

施設選びのポイント

こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

 

1980年代後半から始められている脳ドックは、健康志向の影響もあってか、年々、受診者が増えています。

脳は全身臓器の中でも最も重要な器官であることは言うまでもありません。

しかし、一般の健康診断やがん検診では、脳の健康は調べることが出来ません

当院のブログを読んで頂いた機会に、ぜひ脳ドックに関心を持って頂けたら幸いです。

 

施設の選び方としては、かかりつけ医の紹介受診した人の口コミなどがひとつの目安になるでしょう。

なお、日本脳ドック学会では、ガイドラインに従った脳ドックの検査体制が整い、健診の実績が認められた施設を「学会認定施設」として認めています。

 

認定施設は全国にあり、学会のホームページで探すことができます。

なお、当院は脳ドック認定施設に指定されています。

 

日本脳ドック学会 http://jbds.jp/

 

 

脳ドック、MRI検査についてお悩みの方は

お気軽にご相談下さい。

 

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2017年6月23日 金曜日

脳ドックで見つかる「症状のない」脳の病気

こんにちは。陣の内脳神経クリニックです。

本日は

脳ドックで見つかる「症状のない」脳の病気

についてお話します。

 

脳ドックで発見される異常のうち、最も頻度の高いものが自覚症状のない「無症候性脳梗塞」です。

多くは加齢によるもので、脳ドック受診者の20%に発見されます。

 

ほとんどの場合、直径5mm以下の小さな梗塞ですが、数が増えたり、大きな脳梗塞を起こすと症状があらわれてきます。

また、梗塞の数が増えると脳の血流が悪化し、認知症(血管性認知症)の原因にもなります。

 

ただちに治療の必要はありませんが、進行させないことが大切で、特に悪化要因となる生活習慣病がある人は治療が必要になります。必要に応じて、血流の流れを良くする抗血栓薬などを使うこともあります。

 

未破裂動脈瘤もしばしば見つかりますが、破裂するとくも膜下出血を起こします。

脳ドックでは、直径3mm程度の動脈瘤を発見することができます。

破裂を防ぐためには開頭して瘤の根元にチタン製のクリップをかける「開頭クリッピング術」やマイクロカテーテルという細い管を使って瘤の中のプラチナなどでできた特殊なコイルをつめる「脳血管内治療」があります。

 

しかし、未破裂動脈瘤があるからといって、必ず破裂するとは限りません。

 

日本脳卒中学会などが作成した「ガイドライン2009」では、

未破裂動脈瘤の治療を検討することが推奨されている条件として、

 

1.大きさが5mm~7mm以上

2.5mm未満でも症状がある

3.前交通動脈や、内頚動脈などの部位にある

4.形がいびつ、瘤の最大径と根元の比が大きい

5.瘤に突出部がある

といった場合です。

 

治療にあたっては、医師から十分な説明を受け、納得した上で判断しましょう。

 

当院の脳ドックの検査内容は下記を御覧ください。

脳ドック検査内容について

 

脳ドックについてお考えなら陣の内脳神経外科クリニックへ。

ご不明な点ございましたら、お気軽にご連絡下さい。

 

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