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脳ドックコラム

2017年4月28日 金曜日

緊張型頭痛の治療

こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

 

緊張型頭痛は一般的に生活への支障が少ないとされているものの、慢性化してくると毎日のように頭重感に悩まされるようになります。

このため、痛みがつらい場合はこれを抑えるために消炎鎮痛薬を使います。

しかし、消炎鎮痛薬は依存性があり、薬物乱用頭痛を引き起こす原因になることはすでにご説明した通りです。大事なのは、薬はあくまでも、痛みが起こったときに一時的に使うということで、漫然と服用してはいけません。

 

このほか、予防薬として、血液の循環を促進して筋肉の緊張を緩和する筋弛緩薬痛みへの不安をやわらげて抗うつ薬抗不安薬などがあります。

 

しかし、予防薬であっても、長時間使うのは好ましいことではありません

緊張型頭痛はストレスや姿勢など、生活上の問題も大きな要因となるため、こうした問題を取り除く生活療法が大事です。

血行をよくするためのマッサージ頭痛体操などもいいでしょう。

 

なお、緊張型頭痛が重症化すると片頭痛に移行します。

こうなってしまうと、緊張型治療の治療はよくなりません。

また、緊張型頭痛だと思い込んでいたら実際には片頭痛であるケースや、首の筋肉の問題から起こる頚性神経筋症候群である場合もあります。

 

特に生活に支障が出るほどの苦痛がある場合は、こうした病気の可能性が高く、なによりも適切な診断が重要ですので、まずは、頭痛の専門医を受診するようにしましょう。

 

 

緊張型頭痛に関してのコラム バックナンバー

緊張型頭痛が起こったら

片頭痛と見分けが難しい「緊張型頭痛」

 

 

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2017年4月20日 木曜日

群発頭痛の治療

こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

 

群発地震のように、ある機関に集中して頭痛が起こるのが群発頭痛です。

 

片頭痛や緊張型頭痛に比べ、患者数が少ないため、一般にはあまり知られていませんが、発作時の痛みは転げ回るほど激しく、大変な苦痛です。

 

群発頭痛の発作には通常の鎮痛薬はほとんど効果がありません

一方、イミグラン注射(自己注射も含まれる)が群発頭痛に対して保険が適用されており、こちらは即効性が期待でき、90%以上の有効率です。

 

また、「酸素吸入療法」という治療もあります。

群発頭痛の発作時に医療用の純度100%の酸素を15~30分、ゆっくりと吸入する方法で、これを行うことで拡張していた脳の血管や内頚動脈が収縮することで痛みをやわらげると考えられています。

有効性は70%前後といわれていますが、効く人と効かない人に差があります。

また、健康保険の適用ではありません(自己負担で自宅用の装置を設置することは可能です)。

 

なお、予防治療としては、エルゴタミン製剤副腎皮質ステロイド薬バルプロ酸ナトリウム塩酸ベラパミルの有効性が報告されています。

 

 

群発頭痛に関してのコラム バックナンバー

「ある時期に集中して起こる群発頭痛」

群発頭痛が起こったら

 

 

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2017年4月15日 土曜日

薬物乱用頭痛とその症状

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こんちには、陣の内脳神経外科クリニックです。


薬物乱用頭痛の原因となる頭痛薬で最も多いのは複合解熱鎮痛薬で、ほとんどが市販のものです。それだけ頭痛では、市販薬に頼る人が多いということでしょう。


以前、地元のTV局から依頼されて、薬物乱用頭痛をテーマにした番組の制作に協力したことがありますが、番組スタッフが取材したドラッグストアでは、計13種類もの市販薬が販売されていました。また、同じメーカーの商品にも小児用、頭痛・生理痛用、のどの痛み用などさまざまなタイプが売られています。それだけ、市販薬の市場が大きいということを意味しています。


薬物乱用頭痛のメカニズムは非ステロイド系消炎鎮痛薬の作用機序によります。

この薬は脳の奥の脳幹という部分から、快楽物質と言われる脳内の物質のドーパミンを放出することによって、発作時の痛みをやわらげます


頭痛薬を乱用しているとこのドーパミンが過剰放出され、これが痛覚神経など痛みにかわる神経に悪影響をおよぼし、これによってさまざまな乱用の症状が引き起こされると考えられています。


こうした作用の原因になる成分として、代表的なものがカフェインです。頭痛薬に入っているのは「無水カフェイン」という成分ですが、基本的にはカフェインと薬理作用は同じです。


カフェインには即効性の鎮痛作用がある一方で、「カフェイン中毒」という言葉があるように依存性を起こしやすいという欠点があります。


アメリカでは日本で売られているのと同じ頭痛薬の中でも、「カフェインを含まないもの」があります。薬物依存のリスクを減らすための対策なのです。


なお、風邪の時に服用する「総合感冒薬」も、複合解熱鎮痛薬の仲間であり、この薬の乱用によって薬物乱用頭痛におちいる人もいます。

また、病院でもこのタイプの頭痛薬や消炎鎮痛薬が広く使われており、これを毎日服用することによって、薬物乱用頭痛を発症することもあります。

 

頭痛、片頭痛の方、市販の頭痛薬についてお悩みの肩は一度ご相談下さい。

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2017年4月 5日 水曜日

帯状疱疹が原因で起こる頭痛

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こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

 

最近、患者さんが急速に増えているものに帯状疱疹ウイルスが原因で起こる頭痛があります。

帯状疱疹ウイルスは子どものときになった水痘(水ぼうそう)と同じウイルスです。このウイルスが神経の付け根に残っていて、体調が悪いときなどに活性化されることがあり、これが原因で疼痛や皮膚の症状があらわれるのです。

 

日によっては片頭痛の患者さんよりも多いこともあります。

現代人は免疫力が低下しているといわれますが、このことと関与しているのかもしれません。

 

30歳のF子さんは2日程前から右の耳介後部の後頭頭頂部の痛みに悩まされています。

痛みは一瞬引っ張られるような感じがします。洗髪後に髪の毛をとかしていると、頭頂部がひりひりします。

 

F子さんにはもともと片頭痛がありますが、その時の発作は側頭部がズキズキと痛み、少し寝るとよくなります。それが、今回は様子が異なるため、心配して来院されました。

痛みの様子を詳しく聞いてみたところ

「2~3秒程で治まりますが、1日のうちに頻繁に痛みがあります。1日で痛みが治まらないことは今までありませんでした。」

ということでした。

 

問診の結果、F子さんの頭痛は帯状疱疹ウイルスによるものと考えられました。

帯状疱疹ウイルスを排除する抗ウイルス薬を処方したところ、F子さんの頭痛は数日で、解消しました。

 

帯状疱疹ウイルスといえば、皮膚の症状を思い浮かべる人は多いでしょう。

「赤い湿疹が出て、体の痛みがつらかった」

といった経験を知り合いの方から聞いたことがある人もいると思います。

 

しかし、帯状疱疹では、皮膚の症状に先だって、まず、疼痛が起こります。F子さんのように頭頂部から後頭部にかけて、片側に起こることが多く、皮疹が出ないことも多いため、皮膚科では見落とされやすい病態です。

 

帯状疱疹は治療が早いほど軽くすみます。診断が遅れた場合はウイルスの量が激増し、入院治療を余儀なくされることもあります。

 

頭痛、片頭痛でお悩みの方は一度ご相談下さい。

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2017年3月27日 月曜日

運動で発生する労作性頭痛

こんにちは。陣の内脳神経外科クリニックです。

 

運動したり、動いたりというときに決まって頭痛が起こる場合は「労作性頭痛」の可能性があります。

 

大学生のYさん(30歳男性)は幼少の頃から息が乱れる程度の運動をするだけで、激しい頭痛に襲われていました。吐き気を感じることもあったといいます。

しかし、当時はみんなが自分と同じように、運動時には頭痛がするものだと思っていたそうで、誰にも話せなかったそうです。

 

無理をして運動をするとつらいので、体育なども見学が多く、運動部にも入れませんでした。大学の友達に、こうした症状を話したところ、驚かれて初めて自分だけにこの症状が起こっているのだとわかり、ショックを受け、

「なんとか、治せないものか」

と受診されました。

 

Yさんを診断したところ、労作性頭痛というタイプの頭痛であることがわかりました。

この頭痛はもともと片頭痛など、血管の拡張で起こる頭痛を持っている人に起こります

原因ははっきりわかりませんが、特定の動作が引き金となって頭痛があらわれるのです。

 

このような場合は解熱鎮痛薬のインドメタシンなどを予防薬として、利用します。

運動をする30~2時間前に服用しておくと、頭痛を防ぐことができるのです。

1ヶ月あたりの回数を決めて服用すれば、薬物乱用頭痛の危険はありません。

 

Yさんもこの薬を使い、テニスなどを楽しめるようになりました。

 

 

頭痛、片頭痛でお悩みの方は一度ご相談下さい。

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