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脳ドックコラム

2017年4月15日 土曜日

薬物乱用頭痛とその症状

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こんちには、陣の内脳神経外科クリニックです。


薬物乱用頭痛の原因となる頭痛薬で最も多いのは複合解熱鎮痛薬で、ほとんどが市販のものです。それだけ頭痛では、市販薬に頼る人が多いということでしょう。


以前、地元のTV局から依頼されて、薬物乱用頭痛をテーマにした番組の制作に協力したことがありますが、番組スタッフが取材したドラッグストアでは、計13種類もの市販薬が販売されていました。また、同じメーカーの商品にも小児用、頭痛・生理痛用、のどの痛み用などさまざまなタイプが売られています。それだけ、市販薬の市場が大きいということを意味しています。


薬物乱用頭痛のメカニズムは非ステロイド系消炎鎮痛薬の作用機序によります。

この薬は脳の奥の脳幹という部分から、快楽物質と言われる脳内の物質のドーパミンを放出することによって、発作時の痛みをやわらげます


頭痛薬を乱用しているとこのドーパミンが過剰放出され、これが痛覚神経など痛みにかわる神経に悪影響をおよぼし、これによってさまざまな乱用の症状が引き起こされると考えられています。


こうした作用の原因になる成分として、代表的なものがカフェインです。頭痛薬に入っているのは「無水カフェイン」という成分ですが、基本的にはカフェインと薬理作用は同じです。


カフェインには即効性の鎮痛作用がある一方で、「カフェイン中毒」という言葉があるように依存性を起こしやすいという欠点があります。


アメリカでは日本で売られているのと同じ頭痛薬の中でも、「カフェインを含まないもの」があります。薬物依存のリスクを減らすための対策なのです。


なお、風邪の時に服用する「総合感冒薬」も、複合解熱鎮痛薬の仲間であり、この薬の乱用によって薬物乱用頭痛におちいる人もいます。

また、病院でもこのタイプの頭痛薬や消炎鎮痛薬が広く使われており、これを毎日服用することによって、薬物乱用頭痛を発症することもあります。

 

頭痛、片頭痛の方、市販の頭痛薬についてお悩みの肩は一度ご相談下さい。

福岡県春日市春日原北町3-63

陣内脳神経外科クリニック(0120-083-222)

 

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投稿者 医療法人陣の内脳神経外科クリニック