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脳ドックコラム

2016年6月14日 火曜日

片頭痛の女性は妊娠しやすいって本当?

こんにちは、陣内脳神経外科クリニックです。

前回に引き続き、女性の片頭痛についてお伝えします。

 

「片頭痛の女性は妊娠しやすい」

「片頭痛の患者さんは子供が多い」

 

これは、頭痛の専門医の間では、昔から言われていることです。

 

正確にいえば、これはエストロゲン性の片頭痛の患者さんに限定したお話しです。

「毎月のように片頭痛の発作で寝込むのに、妊娠しやすいってどういうこと?」

と読者の方は思われるかもしれません。

 

しかし、これには医学的にきちんと根拠があるのです。

前の項でエストロゲン性頭痛のメカニズム女性ホルモンの変動が引き金になると申し上げました。女性に多い、エストロゲン性の片頭痛

この変動によって、子宮や卵管、卵巣の機能が変化するのであって、妊娠のためには欠かせないものです。

 

基礎体温を測定するとわかるように、妊娠可能な女性の体は高温期と低温期の二相性になっています。

具体的には月経から排卵日までが低温期。そこを境に月経までは高温期になります。低温期を支配しているのが主にエストロゲンであり、高温期はプロゲステロンであることはみなさんすでにご存知の通りです。

 

「妊娠を考えるなら、まずは基礎体温をつけなさい。」

とよくいわれることですが、この2つのホルモンが月経リズムにともなって、きちんと分泌されていること、その証としての基礎体温がきちんと二相性になっている人ほど、妊娠しやすいことは医学的にも知られています

 

逆にこのリズムが整っていない方では、妊娠がしづらいのですが、一方でエストロゲン性の片頭痛はほとんど起こらないといっていいでしょう。

 

つまり、こう考えると、女性に片頭痛が多いのはある意味、子孫繁栄のために組み込まれたメカニズムであり、避けられないことといえるでしょう。

片頭痛があるということは、女性ホルモンのリズムが健康であることを意味します。これを知ると、やっかいな片頭痛も、前向きに考えられるというものです。

 

幸い、エストロゲン性の片頭痛は頭痛の前に目の間にキラキラとした光があらわれる「閃輝暗点(せんきあんてん)」などが前兆に起こりにくい頭痛です。また、痛みは重症化することが多く、予防薬が効きにくいためトリプタン以外にも鎮痛剤などを必要とすることがあります。

 

頭痛でお悩みなら、頭痛の専門医のいる陣内脳神経外科に一度ご相談下さい。

福岡県春日市春日原北町3-63

陣内脳神経外科クリニック(0120-083-222)

 

福岡市中央区天神2-14-13 天神三井ビル 1F

天神頭痛クリニック(092-791-3985)



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投稿者 医療法人陣の内脳神経外科クリニック