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脳ドックコラム

2016年5月24日 火曜日

こじれた頭痛には専門治療が必要

こんにちは。春日市の陣内脳神経外科クリニックです。

薬物乱用頭痛はもちろん、片頭痛や群発頭痛などのいわゆる慢性頭痛は、適切な治療を実施すればよくなります。

 

「頭痛は体質だから」

「頭痛は持病だから一生つきあっていかなければならない」

 

と思っている方々にこのようなお話しをすると、みなさん、びっくりします。

しかし頭痛の専門医の立場から言えばこれは当たり前のことです。適切な薬を使い、日常生活を工夫すれば誰もがつらい頭痛から開放されるのです。

ではどのような方法で頭痛が解消されるのでしょうか。そのことを知っていただくために、まず、頭痛が起こるメカニズムを理解することが大切です。

 

ここでは、薬物乱用頭痛のきっかけとなる片頭痛について、その仕組みを詳しく説明していきましょう。

片頭痛の原因は脳の血管の異常であることがわかっています。血管の異常の引き金となるものとしては、最近では「三叉神経血管説」が有力視されています。

 

この説は1984年にモスコビッツという研究者が提唱しました。

 

脳の血管は血液中の血小板に含まれる神経伝達物質の「セロトニン」によって、安定を保っています。

何らかの原因でこのセロトニンが大量放出されると、脳の血管は収縮します。

ところが、セロトニンが出尽くしてしまうと、今度はその反動で脳の血管は急激に拡張します。

それが刺激になって、血管の周囲にある三叉神経から炎症物質(痛み物質)が放出され、炎症が起こります。これを同じ三叉神経を介して、脳が痛みと感知します。

さらに三叉神経から放出される炎症物質が炎症を促進し、痛みを悪化させていく。

 

これが三叉神経血管説です。

 

片頭痛治療薬のトリプタン製剤はこの血管の異常にダイレクトに働く薬です。具体的には、セロトニンをキャッチする受容体に作用して拡張した血管を収縮させたり、血管を拡張する物質の放出を抑制したりという作用によって、片頭痛の症状を消失させます。

 

直接、痛みの原因に働くことにより、確実な除痛作用をもたらし、副作用は最小限に抑えられるというわけです。

 

頭痛でお悩みなら、頭痛の専門医のいる陣内脳神経外科に一度ご相談下さい。

 

福岡県春日市春日原北町3-63

陣内脳神経外科クリニック(0120-083-222)

 

福岡市中央区天神2-14-13 天神三井ビル 1F

天神頭痛クリニック(092-791-3985)



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投稿者 医療法人陣の内脳神経外科クリニック